「商店のキャッシュレス」セミナーと我が街「高円寺パル商店街」のキャッシュレスの事例視察で中標津町商工会(サービス業部会)様が、高円寺の街に2019年11月7日(金)に総勢13名の皆様に視察においでになっていただきました。

私は「商店のキャッシュレス」セミナー講師としてお話させていただきました。

北海道標津郡中標津町(684.87km2)は広大な自然に恵まれ、北方領土も目と鼻の先の町です。
高円寺どころか杉並区(‎34.06km2)の20倍の総面積で、お越しになられた皆さんをはじめ商工会の皆様が元気な街にしておいでです。

すでにキャシュレスへの対応もしっかり意識されており「キャシュレス消費者還元事業」への申請登録も実施されている方が多くいらっしゃいました。ただ、キャシュレスに対応したものの業者や商店を知らないにわか専門家たちの話ではキャシュレスについて腑に落ちずに迷いを持っておいでのご様子でした。

キャシュレスで両替の手間が少なくなる、キャシュレスは集客のチャンスだなんて全く期待しないでください。キャッシュレスは商店や事業者にとって魅力やメリットのある話ではなく、キャッシュレス化が進めば横一線になり集客のチャンスなんかにはならず、キャッシュレス100%にならなくては両替や売上集計の手間はそんなに変わりません。
また、消費の拡大にもつながらず、今後限られた消費の40%がキャッシュレスに移行しする場合、取りも直さず、40%の消費がキャッシュレス未対応のお店は同業他店のキャッシュレス対応のお店にお客を取られる構図であること、そしてあとから導入しても一度逃したお客様を取り戻すことはなかなかの困難であること、傍観、様子見、時期尚早と考えていては、お店が選ばれなくなることをお話しました。
何故、個別に登録しなくてはいけないか、キャッシュレスはそんなに魅力的なのか、商店や事業者にとってどう運用すべきか、どんな決済を見直すべきかを改めてお話させていただき、また、QR決済はせめてユーザ数1,000万超えていることを基準に選び、統一コードが進む中、1台ですべて決済可能なんてうたっている端末に手数料なんて払う必要が無いこと。
交通系マネーはインバウンドのお客様に有効であること、QR決済、電子マネー、クレジット決済の3種のキャッシュレス決済の使われ方の現状と今後の見通し(私見)などなど2時間越えでたっぷりお話させていただきました。
何より、何故、日本は決済手数料が高いのかなどの話で腑に落ちたと喜んでいただけたようです。

商店街のお店に生まれ育ったIT専門家だからからこその商人の気持ちを代弁した理解しやすい話だったと大変喜んでいただきました。

私はキャッシュレス決済事業者の代理店でも、「キャッシュレス・消費者還元事業」事務局の「キャッシュレス・消費者還元事業」委託事業者でもございません。

商店街の化粧品店生まれの3代目、商店街関係者として、また、IT活用専門家のITコーディネータとして私の所属する杉並の商店街をはじめ全国の商店街や皆様とのつながりを全面にそのスケールメリットと自由な立場で商店街やまちの事業者の皆さんに、決済事業者から少しでも有利な条件を引き出していけたらと考えています。

一緒にキャッシュレス決済の波を乗り越え、次の時代に生き残りましょう!